昨日のお休みは神様がくれたチャンスのだと思い治療に専念。
(寝てただけですが)
体がまともな食事を受け付けてくれなかったので
日本から持ってきたエネルギー系のゼリーと
バナナ、椰子の実を買ってきてもらってココナッツジュースを取り出して
水分とカロリーとミネラルを補給。
30時間以上腹痛に襲われ40度の熱と戦いましたが
なんとか早朝のヒートにコンディションを整えました。
朝一番に会場について誰もいない海で体を慣らしして
ヒートには万全の気力でのぞみました。
トップシードのいるROUND32のヒートメンバーは
TiaBlanco(USA) 2016年ISA世界戦の世界チャンピオン
EllaWilliams(NZL) 2013年ワールドジュニア世界チャンピオン
RachelPresti(USA)
RinaKitazawa(JPN) 私
とっても強豪ぞろい。
この中から上位2人がラウンド16に進めます。
ギャラリーも沢山来ています
今回のゼッケンは黄色
波のコンディションを見ながら集中
ヒート開始5分前に海へ向かいます
そしてヒート開始。
今回の作戦は「いい波をじっくり待って確実にスコアする」です
最近は自分が良い感覚で乗れたのとジャッジメントの点数が評価がイコールなので自信を持って望みました。
ヒート開始直後から他の選手が波をキャッチして乗って行きましたが
焦らず作戦通り波をじっくり待ち一本目を乗り5.60ポイントでした。
この点数はアベレージの上の方なのでもう少し良ければグッドポイントというところです。
ちなみにアベレージとは4〜5.9でグッドとは6〜7・9ポイントです
その上にエクセレント8〜9.9で一番上がパーフェクトが10ポイントです
それからいい波がこないので私は待ち続けました
待っている波が来なくなりました。
2位に逆転するためのポイントが2点台だったので、仕方なく難しい波を乗りました。
イマイチだったんので 3.03ポイントでしたが2位に逆転しました。
その後波が来だして他の選手が良い波を乗って
点数をだしたみたいで4位になっていました。
いい波は1本しか乗ってなくて必ずいい波は来ると信じていましたが
なかなかその波は現れず残り3分を切りました。
いい波を1本乗れば逆転でしたが、私は波に乗る優先権2位で
現在の順位が2位の赤の選手が優先権1位を持っていて
私の近くに来ていい波が来たら乗ってしまう作戦にでました。
その選手に乗られると私は波を譲らなければならないので逃げました。
とことん逃げました。
パドリングのトレーニングの成果がこの日のためにあったのかと思うくらい
スピードを出して長距離進み引き離したので途中で諦めて追ってきませんでした。が!?
もうカウントダウンが始まりました。30秒前・・・
ようやく待っていた波が来ました。
赤の選手は私の近くにはいません!
10秒を切ったところで波に乗り
そして自分なりにいいライディングが出来ました。
試合終了のホーン
最後に3人同時に乗ったのでなかなか結果が出ません。
数分後ようやくコールがありました
4位から発表です。
最後に乗る前は私が4位でしたが私ではありませんでした。
3位。
私の名前は呼ばれませんでした。
最後で逆転していました!
周りの選手から拍手と歓声が起こり
興奮してしまったのでその後の放送は聞いていませんでしたが
なんと4位から1位にジャンプアップしてたみたいです。
自信を持って出来てよかったです!